映画 『シュヴァルの理想宮』 原題:L'Incroyable histoire du Facteur Cheval

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 パルシネマさんにて、『シュバルの理想宮』を鑑賞。
フランス南東部ドローム県オートリーブに実在する、
手作りの宮殿。それを一人で作り上げたシュバルの人生を
描いていく。
 思い描く自らの理想を投影した宮殿作りに没頭するのだが、
例えば人付き合などはほとんど顧みないでいる。郵便配達の
仕事は実直に行うのだが、それ以外はすべて宮殿作りに
ささげている。こんな人と付き合っていくのはなかなかに
骨が折れると思うが、それも最大の理解者である妻との出会い
があってこそ。(少なくとも映画では)。
そして、人間嫌いのように思える彼の心を開いたのは、最愛の
娘アリス。自分の子供とどう接すればいいか分からなかった彼が、
次第に距離を縮めていくのを見ると、人から信頼されて、そして
相手を信じることの大切さが身に染みる。
 宮殿の完成途上には悲劇が起こるが、それだけではなく、
思いがけない贈り物もあり、彼の人生はこの宮殿と共に徐々に
完成を果たしていく。
 ドキュメンタリーをみているような、それでいて、物語の
面白さが入り混じった不思議な味わい。

 監督はニルス・タヴェルニエ。『田舎の日曜日』の監督、
ベルトラン・タヴェルニエの息子。だからどうって訳では
ないが、それでも光線の具合や、映像から想像される香りに
何となく共通するなつかしさのようなものを感じた。
思い過ごしかもしれませんけど。

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