堂々巡り

 年下男性から振られた余波はまだまだ大きく、何かの折に考
え出すと止まらなくなってしまう。

目覚め前に考え出して眠れず、かといって起きられずといった
状態はだいぶ少なくなってきたが、手持無沙汰の時間があると
ついつい考えてしまう。単調な仕事をしている時や、テレビを
漫然と観ている時が一番良くないような気がする。集中していた
り、人と話している時は何とか考えないで済むのでありがたい。
 もっと外にでて、人と話すべきかもしれない。

 考えるのは、もっと私が早くに行動を起こして、彼を日本に
呼び寄せていたらどうだったかという一点だ。
 書類仕事は手間がかかるが、相手が取るべき書類は大筋のとこ
ろで分かっていたので、取得に問題はなかったはず。日本で
必要な書類と役所仕事が厄介だが、行政書士に相談するなり、
あるいは自分たちで何とかするにしても、方法はあっただろう。
 一番気になっているのは、なぜ私に結婚を申し込んだかだ。
生活が面白くないときに、私なら申し込んでも断らないだろう
と思った。案の定、尻尾を振って飛びついてきた。結婚すれば
日本で働けるというのが目論見だったかも知れない。
 残念ながら、年齢差が大きい場合、配偶者ビザが下りる可能性
は少なく、降りるまでには時間が必要であろう。私がそれを
知ったのは、ビザについて調べ始めてすぐのことだった。
だから、いわゆる留学ビザで日本語学校に通い、日本の生活様式
に慣れ、その間に配偶者ビザを取得する方法を考えてはどうかと
言ったのだが、どうも気に食わなかったらしい。逆に、
彼の知り合いやツテをたどって、日本の暮らしや仕事を聞いてみ
てはどうかとも言った。日頃人付きあいの広さを豪語する割には、
そのような人を知らなったらしい。そんな話をやり取りしている
うちに、「いつこっちに来る?」と言ってきた。確かに、一度顔
を観て話をするべきだと思っていたので、「できれば行くつもり」
とは答えていたのだが、航空券が思うように見つけられないうちに
父の病気が発覚し動きが取れなくなってしまった。
 その後は、看病(と言ってもそばにいるだけだったが)、
COVID-19、車上荒らしでお金がないと、悪い流れが続き、
今に至っている。
 どの時点で、彼をつなぎ留められたのだろう。私は最初から
結婚なんて無理と思っていたのではないか。早く行動していたら。
と、もう何百回となく考えたことを、気が付けば際限なく始めている。

かなり疲れてきた。

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